フクロウ

 清見ケ丘のフクロウの親をはじめて見たのは5月上旬でした。
近くの洞で子育てをしていると思い、いつフクロウの子が洞から出るかを見守っていたところ
5月26日朝、洞の外に可愛い姿を現しました。
親は日に数度に渡り餌を運び、フクロウの子は日一日と大きくなりました。
 その間、何度となく、外敵のカラス、トビ、またはエゾリスから子を守る親の
献身的な姿を見ることが出来ました。
また昨年同様に帯広や札幌周辺のカメラマンが押し寄せ多い時には20数台のカメラが
フクロウを見ていて、シャッターチャンスをねらっていました。
 6月18日についに親から離れて一人立ちする日がやって来ました。
この瞬間をジーと見ていたクチバシから足まで黒い者がいて、
フクロウの子は攻撃されたのです。
自然界は厳しいと改めまして思いました。後の1羽の無事を祈るばかりです。