シンシュウダイオウ

シンシュウダイオウは武田薬品工業株式会社(大阪市)が永年の努力により
交配育成したダイオウで、研究のはじめは昭和14年と言う。
植物名を「シンシュウダイオウ」生薬名を「信州大黄」と決定し北海道で
大規模な栽培が始まったのは昭和45年秋30aの植栽がはじめでした。
栽培の初めの頃は赤花、白花とあり異品種が混入されていましたが
系統選抜が進んだようで、畑一面が赤花の大黄となり見事です。
大黄の根は乾燥後甘草と調合され緩下剤として利用されています。