数年前からすでに十勝産のミズナラ材をワイン城の近くで風雨でさらしながら乾燥、フランスに送り組立て完成、
今、十勝ワインを満たし静かに熟成しています。

 町有林6,000haがあってもどこでも植え付けるものでは在りません。
町の総合的な計画があり、木を簡単に植えることにはならないのです。
そんな時、林政係主任の佐藤博孝君が池田町字東台にミズナラ、カシワが昔多く自然に生えていたところで気候、土質は申し分がない
30haの池田町ブドウ・ブドウ酒研究所で所管している未立木地があると伝えてきた。

早速、宮崎農林課長は研究所の責任者に十勝ワインの樽材を作る為の「オークの森」を作りたいので協力の依頼。
今まで考えても見なかった100年先のこと、だが、さすがにワインの仕事に携わっている人々はワインの熟成には、
長い年月がかかるからと言って「オークの森」の植林を理解してすぐに承諾を戴きました。

 こうして植え付ける土地30haは確保できましたが森づくりには、まず苗木の確保です。