PC-100/NEC
 1983年の発売。ポケコンを衝動買いした後に、山さんと、別のパソコン屋さんでデモをみたのです。たしか、南洋にいるようなカラフルな鳥の絵が写っていました。その美しさにびっくりしたのを覚えています。

  基本スペックは、CPUが8086(もちろんペンティアムじゃない)、クロックスピードは7MHz(今は500とか600だもんね)、RAMは256KB(MBじゃあない)。それで、価格は558,000円(model30)!

 PC-100は当時のビジネス向けパソコンであるPC-98にはもっていない次世代スペックだったんですよね、今にして思えば。

 NECとしては、Windowsっぽい使い方を模索していたようです。 マウス標準装備で、ワープロと表計算ソフトのバンドルでした。 ディスプレイの解像度は、独自仕様の720×512ドット、縦置きにも使えました。実は京セラ製だったようですが。

 で、このときのワープロがJS-WORD、つまり、ジャストシステム社開発の一太郎の原型だったのです!表計算は、マイクロソフトのマルチプランでした。

 このシリーズは、これだけでおしまいになってしまい、NECは、PC88とPC98シリーズを出し続けて、大きなシェアを獲得することになります。

 このパソコン、あこがれの的でした。で、何をやるのか・・といわれれば・・。何でしょ??